長野県伊那市
木造2階建て
延床面積 266.01㎡(80.31坪)
家族構成 4人
『旭町の家』 建築雑誌「信州の建築家とつくる家」2008年発刊 掲載
設計のポイント
商店街に面している敷地では、街側に対しどの様に面するのかが難しい。まして、住宅というプライベ-トな部分がありセキュリティ面も重要である。既存の土蔵は解体したくない。(嬉しい要望である。)当初のプランは土蔵を街のファサ-ドとして敷地の奥から移動しようと考えた。しかし、予算の都合で断念した。幸い、この敷地の周辺市街地にはコンクリ-ト打ち放しの建物があり、そのファサ-ドに合わせることによって街の顔を統一する工夫ができた。「過去と現代の融合」この住宅は、コンクリ-ト打ち放しの建築(RC造)と既存建物の土蔵を繋げた住宅。玄関はコンクリ-ト建築と土蔵の間に造り、RC造は1階がバレ-のレッスンコ-ナ-と洗面・脱衣。浴室、トイレがある。2階は主な生活空間と子供たちの部屋。土蔵は1階がゲストル-ム、2階は主寝室となる。
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2024年 9月からの家づくりのスケジュ-ルをUPしました。表では見積もり作成1ケ月、金額調整1ケ月と見ていますが、最近は工事金額の決定に時間がかかります。理由としては資材不足、資材高騰などが原因です。工事金額も上がっています。皆さんが考えている建設費の予算をはるかに上回る工事費が提示される傾向です。そんな時こそ計画と設計が重要になります。計画に時間を掛けましょう。特に本年度から大幅な建築基準法の改正が施行され、耐震、省エネなど申請手続きに時間がかかるようになりました。家づくりのスケジュ-ルを早めに進めることを配慮してください。
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