当事務所では「リフォ-ム工事」と「民家再生工事」と区別して設計を行っています。どこで区別したら良いか迷う所ですが、イメ-ジ的には「リフォ-ム工事」=「部分的改修」と捉え、「民家再生工事」=「全面的改修」と位置付けしております。
最近多いリフォ-ムの依頼は、「限られた予算だけれど質の高い空間を提案してほしいい。」という機会が多くなっています。特に住宅に関しては日々の暮らしの中で自宅で過ごす時間が増えてきているという事が大きいのではないかと思います。
子育て世代の方が子供の成長に伴い「豊かで快適な住環境」を整えるため、将来の生活を見据え改修する方が増えています。
また、若いころは我武者羅に働き、定年後やっと生活や時間に余裕が生まれ、「スロ-ライフ」になった方なども「豊かで快適な住環境」を望んでいる方が多いと思います。
住環境は人間に与える精神的影響や人間性を養うための環境など、非常に大きいと考えています。是非、ご相談ください。
「K邸改修工事」は一般的な在来工法で個人大工さんが建てた家です。建設当時は断熱工事などあまり配慮されていない時代でした。そのような家は沢山あります。その住環境を劇的に改善した事例です。参考にしてください。
「OUTOFOCUS」は一般的な住宅にアトリエを増築した建物です。建物全体を改修しなくとも自分らしい快適で豊かな空間を創出できる事例となっています。身の丈に合った改修方法の良い事例です。参考にしてください。
2024年 9月からの家づくりのスケジュ-ルをUPしました。表では見積もり作成1ケ月、金額調整1ケ月と見ていますが、最近は工事金額の決定に時間がかかります。理由としては資材不足、資材高騰などが原因です。工事金額も上がっています。皆さんが考えている建設費の予算をはるかに上回る工事費が提示される傾向です。そんな時こそ計画と設計が重要になります。計画に時間を掛けましょう。特に本年度から大幅な建築基準法の改正が施行され、耐震、省エネなど申請手続きに時間がかかるようになりました。家づくりのスケジュ-ルを早めに進めることを配慮してください。
※ HP内の画像DATA、文章、表現等は館 設計工房に権利があり、他への引用など使用は禁止いたします。ただし、許可を得た場合は除きます。